人間と調和した創造的協働を実現する知的情報処理システムの構築
研究総括 |
萩田 紀博 大阪芸術大学, アートサイエンス学科, 学科長・教授
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研究期間 (年度) |
2014 – 2021
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概要 | 本研究領域では、人間と機械の協働により新たな知を創出し、人・集団の知的活動の質向上を実現する知的情報処理システムを目指した研究開発を推進します。具体的には、1) 個人・集団の特徴や逐次変化する実環境・ネットワーク情報環境をシステムが高度なレベルで把握し、その時、その場所、その人・集団に合わせた最適なサービス群を提供できる技術、2) 機械が提供するサービスについて人・集団が意思決定しやすいように、対話や作業を通じてサービス内容や利用者への恩恵、リスクを分かりやすく説明・表現できる技術、3) 人・集団と機械が調和して協働することにより生まれた新たな知を共有するための技術、4) 上記の研究開発を推進するために必要な知的情報処理メカニズムの解明、などに関する研究を対象とします。これらの研究を推進するにあたり、情報処理、認知科学、社会科学、自然言語、計算機科学、計算科学、ロボティクス等における要素技術の進化と、それらのシステムインテグレーションによる知的情報処理システムの構築を目指し、人間と機械が調和したアンビエントな情報社会の実現に向けた異分野融合・連携に取り組みます。
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