光と情報・通信・センシング・材料の融合フロンティア
研究総括 |
中野 義昭 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2024 – 2031
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概要 | 光科学やフォトニクスは、これまで情報・通信技術に多大に貢献し、今日の社会を支えています。一方、DXやAIが進展する中で、情報システムの格段の低消費電力化や、実世界とサイバー世界をつなぐ高度なインターフェースの必要性が顕在化してきました。本研究領域では、持続可能な社会を支える実世界と融合したグリーン情報システムの実現に必要な基盤技術を創出します。光/光子と電子との本質的な性質の違いに着目して、電子に対する光子の利点を最大限に活用した革新的情報処理、通信、センシングシステムを開拓することを目指します。またそのために必要な新しい材料やプロセス技術開発にも取り組みます。目的達成には従来の常識から脱却して取り組む必要があり、その手段として、情報システム、デバイス、材料研究者等の分野融合のシナジーに期待しています。
具体的には、(1)光の真価を発揮する原理・要素技術の創出、(2)光と異分野のハイブリッド技術の開発、(3)持続可能な情報社会へ向けた光の革新的利用技術の開拓に係る研究開発に取り組みます。
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