研究総括 |
吉森 昭夫 岡山理科大学, 教授
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研究期間 (年度) |
1994 – 1999
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概要 | この研究領域は、分子や原子をとりまく物質的、エネルギー的な環境としての「場」と原子や分子の相互作用およびそれに伴う物質の生成・変化の過程(反応)との関係に着目するものです。すなわち、反応の各過程におけるエネルギー状態、スピン状態、あるいは物質の相の変化などが場からどのような影響を受けているのか、さらには、その影響が、物質の生成・変化の過程での選択性、活性化、応答性、構造の秩序化や安定性などにどのように寄与をしているかを探求するものです。具体的には、物理的、化学的な場、生体の場などにおける原子や分子の挙動、状態変化、相互作用の解明、 さらには場を用いた反応の時空間的制御および物質選択性の検討、機能的な場の設計および創出などの研究を含みます。
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