概要 | 情報社会の急激な進歩は私たちの生活をより便利に、より豊かにするという恩恵をもたらしますが、反面、最先端の技術が次々と導入されることにより深刻なデメリットも生じています。科学技術の発展に人々の意識や倫理規範、社会科学や法制度が追いついていないことも問題です。 本プログラムでは、「ユビキタス社会」で必要とされる「ガバナンス」はいかにあるべきかを主題として取り上げ、予測される悪や悲劇の芽を摘み取るため、あるいは予測されるよい点をよりよく進展させるための手段について研究します。その際、科学技術だけでなく人文・社会科学などの知見も統合した俯瞰的な視点をもって問題解決のための研究を行うものとします。
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