地球規模課題である低炭素社会の実現「「ゲームチェンジングテクノロジー」による低炭素社会の実現」
運営統括 |
橋本 和仁 国立研究開発法人 物質・材料研究機構, 理事長(2017年度ー2021年度)
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研究期間 (年度) |
2017 – 2026
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概要 | 地球温暖化問題の原因である温室効果ガス、特に二酸化炭素(CO2)の排出を抑制する「低炭素社会」を構築することが世界的課題となっています。国際枠組で約束された努力目標の達成など、この課題の取り組みにおいては、全く新しい概念や科学に基づいた革新的な技術、すなわち「ゲームチェンジングテクノロジー」の創出が必要です。 ゲームチェンジングテクノロジーの創出に向けては、当該分野の研究者による先端的研究手法を融合・駆使・発展させた挑戦的な提案に加え、異分野の研究者による全く新しい提案も重要です。これを促すべく、本領域では、専門家の意見を踏まえた「ボトルネック課題」(成果を社会実装する上での技術的ボトルネック)を提示します。本テーマを通じて、2050年に想定されるサービス需要を満足しつつCO2を抜本的に削減する「ゲームチェンジングテクノロジー」を創出し、社会実装につなげることで、低炭素社会の実現に貢献することを目指します。
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