持続可能な社会の実現「将来の環境変化に対応する革新的な食料生産技術の創出」
運営統括 |
國枝 秀世 国立研究開発法人 科学技術振興機構/名古屋大学, 上席フェロー/参与(2018年度ー2021年度)
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研究期間 (年度) |
2018 – 2021
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概要 | 世界の食料需要は、地球の人口の爆発的増加と発展途上国の生活水準向上などにより大幅な増加が見込まれるとともに、バイオ燃料などの食料以外への利用増大も相まって需給の逼迫が懸念されています。中でも動物性たんぱく質の主な供給源である食肉や魚肉は、経済的に豊かになると消費量が増えることから、特に大きな需要増加(2050年までに約2倍)が見込まれている一方、現状では、得られる食肉・魚肉の数倍から10倍近い飼料が投入されるなど、極めて低い効率で生産されています。 本重点公募テーマの2018年度の募集においては、動物性たんぱく質の供給源である食料を対象に、動物飼育によらないこれまでにない新しい方法による食料生産や、動物性たんぱく質の餌によらない畜水産、ハイインパクトな食料産業創出に必要な技術などを通して、環境変化に影響されない持続可能性の飛躍的な向上により、食を通じた豊かなくらしの実現、新しい食品産業の創出、ひいては世界からの飢餓撲滅に貢献します。
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