Society5.0の実現をもたらす革新的接着技術の開発
運営統括 |
林 善夫 元国立研究開発法人科学技術振興機構, 開発主監(2018年度ー2018年度)
大石 善啓 株式会社三菱総合研究所, 常勤顧問(2019年度ー2027年度)
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研究期間 (年度) |
2018 – 2027
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概要 | Society5.0の実現には、あらゆるものの小型化・多機能化が求められており、革新的なデバイスなどの実現に向けたキーテクノロジーとして接着技術の確立が必須となっている。例えばモビリティの分野では、ボディーの非金属化やポリマー化による軽量化、燃料電池などの搭載による電動化、自動走行技術に必要な小型電子デバイスの搭載による知能化の流れが生まれており、接着技術の信頼性確立および性能の向上が不可欠となっている。しかし、現状の接着技術は熟練者の経験と勘で開発されている状況であり、固体と固体に挟まれた接着界面(以下、接着界面にはその周辺の接着層も含む)の評価・解析手法が確立されていないことは、次世代接着技術創出のボトルネックとなっている。本技術テーマでは、接着界面における評価・解析手法を確立し、Society5.0の実現に向けた科学的知見に基づく次世代接着技術の創出を目指す。
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