中性子スピン干渉原理に基づく中性子スピンエコー装置開発
体系的番号 |
JPMJSN04A8 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSN04A8 |
研究責任者 |
川端 祐司 京都大学, 原子炉実験所, 教授
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研究期間 (年度) |
2004 – 2009
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概要 | 中性子散乱は、水素、リチウムなどX線で見えにくい原子の動的な過程が見える物質研究に対する最も有力な手段の一つであります。その中でも「中性子スピン干渉」は非常にユニークな物理原理であり、これを応用した高エネルギー分解能かつ高中性子強度を同時に実現できる中性子スピンエコー装置を開発します。本装置の開発により、NMR等他の分光法では測定不可能であった遷移エネルギー及び遷移運動量領域における動的過程を明らかにします。
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