近赤外分光法を用いたウイルス感染症の非侵襲的迅速診断法開発
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2006 – (非公開)
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概要 | 近年、動物やヒトまたは輸血や血液製剤を介して感染する、鳥インフルエンザ、プリオン病等の新興感染症が次々と出現し、世界的な社会問題となっている。 本研究開発では、世界的にも例がない試みとして、ヒトや動物の各部位を近赤外分光法にて検査することにより、HIV、肝炎ウイルスやインフルエンザウイルス等のウイルスによる感染を、非侵襲的かつ瞬時に確認ができる診断法を開発する。この近赤外分光法を用いた評価・診断技術の確立は、感染症を的確、迅速、安価、かつ非侵襲的に診断できる手法を提供するのみならず、ウイルスワクチン製剤製造時の効率的な品質管理手法開発への展開も期待される。
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