マイクロ波応用手術支援機器と手術システムの臨床応用
研究代表者 |
谷 徹 滋賀医科大学, 教授
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研究期間 (年度) |
2006 – (非公開)
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概要 | 現在、組織凝固能を持った手術用切断器としては、超音波メスなどが主として用いられている。しかしながら、これらの機器は核磁気共鳴(MR)と干渉を起こすために、MR画像による生体透視下の手術には展開できない。本研究開発では、既に独自開発したMR画像不干渉のマイクロ波手術支援機器である無止血組織切断機(MWCX)等を、一般外科用途に加えて他科用途にも展開し、システムとしての臨床応用を目指す。これにより一般外科手術をより安全かつ短時間にするのみならず、三次元リアルタイムのMR画像下に生体を透視しながら、低侵襲下に病巣部を効率的に取り除く手術が可能となり、医療技術の向上に大きく貢献する。
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