研究代表者 |
塚本 康浩 大阪府立大学, 助教授
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研究期間 (年度) |
2006 – (非公開)
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概要 | 創薬や診断をはじめ幅広い分野への展開が期待されるポストゲノム研究において、抗体の活用は極めて重要なテーマである。しかしながら、マウスやウサギなどの哺乳類を用いて抗原特異的抗体を創製する従来法には、生産性と特異性等に関わる課題が存在していた。本研究開発では、既に開発したダチョウを利用した有用抗体の大量作製技術と、この技術を用いた癌の分子マーカーや病原体を高感度に検出しうるダチョウ抗体の作製技術を展開し、低コストで高品質の検査・診断キットを開発する。この新規な抗体大量作製技術は、次世代の画期的創薬や検査キットを通じ良質な医療を提供するのみならず、インフルエンザウイルスなどの病原体防御用素材開発や、BSE検査キット等を用いた食品の安全性の向上等を通じても、広く社会に貢献する。
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