分子設計可能なデプシペプチド共重合体を用いた革新的DDS新薬の研究開発
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2006 – (非公開)
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概要 | 新しい医薬品の創薬とあわせて、ドラッグデリバリーシステム(DDS)技術を用いた既開発薬の活用が社会的に強く求められている。しかし、現状のDDS技術では、薬物の吸収促進、薬効持続化や病巣部位への選択的送達性等、未だ不十分な点が多い。その主原因の一つとして、薬物に合った最適DDS担体の分子設計が十分できないことがある。本研究開発では、薬物との相互作用を考慮した分子設計が可能な独自開発ポリデプシペプチド(DP)共重合体を基に、優れた薬理活性を持つが使用形態が限定されるベラプラストやパクリタキセル等との複合体の評価を進め、実用化に繋げる。この技術確立により、既開発薬を有効利用し、良質で低コストの医療技術を社会に提供する。
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