超臨界水熱反応場における多元ナノ粒子合成プロセスの研究開発
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2006 – (非公開)
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概要 | 磁性材料や二次電池材料などに用いる様々な種類のナノ粒子の合成が試みられているが、ナノ粒子の表面エネルギーは極めて高く凝集しやすいため、未だ目的性状を満足する分散性の高い粒子は得られていない。本研究開発では、水の超臨界場を水熱合成の反応場とする超臨界水熱合成法や更に同法を展開した超臨界in-situ 表面修飾法を用いて、従来法では得られない高結晶性、単分散性などの優れた性状を有するナノ粒子を合成する。本技術は、金属酸化物粒子など、広範囲の多元ナノ粒子に適用可能であり、そのサイズや形状を設計通りに制御できる優れた合成方法である。種々の新規ハイブリッドナノ材料や各種デバイスの創生を可能とし、電子・磁気・光学分野やバイオロジー分野など広範囲の分野の技術進歩に貢献する。
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