早期Photodynamic Therapyによる経カテーテル的心房細動治療器
研究代表者 |
荒井 恒憲 慶應義塾大学, 教授
|
研究期間 (年度) |
2007 – (非公開)
|
概要 | 心房細動の日本における患者数は約70万人と多く、脳梗塞などの重篤な血栓塞栓症の引き金となる。現在、発作性心房細動に対する治療法として経カテーテル的電気的隔離術があるが、熱凝固による副作用発生が問題である。一方、光線力学的治療(Photodynamic Therapy:PDT)は光照射で治療領域を制御でき、熱発生が小さいという特徴を持つ。本研究開発では、最新の認可PDT薬剤を投与から光照射までの時間が短い早期PDTとして経カテーテル的な電気的隔離術に応用して、従来法の問題点を解決した新しい心房細動低侵襲治療法を創生する。
|