半導体の熱励起を利用した小型・高性能のVOCおよび悪臭分解装置の研究開発
研究代表者 |
水口 仁 横浜国立大学, 教授
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研究期間 (年度) |
2007 – (非公開)
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概要 | 大気汚染防止法のVOC(揮発性有機化合物)削減目標達成には、印刷・塗装などの中小企業の排出削減が欠かせないが、この分野に向いた小型・低価格の設備が市場に無いため、企業は規制強化と高額な導入費の板ばさみの状態にある。悪臭に関しても規制強化や社会的要求の強まりに対し、適切な設備の無いことが対策のネックになっている。この状況に対し、開発代表者の研究成果である「半導体の熱励起を利用した有機物分解」技術は最適なものと思われる。本研究開発の目的は、この新規の基礎技術を工業的な技術に発展させて小型で高性能、しかも安価な装置を開発して、社会的に大きな問題となっている、VOC、悪臭等の問題を根本的に解決することである。
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