新規水素発生菌によるバイオマスからの高効率/高速水素生産
研究代表者 |
谷生 重晴 横浜国立大学, 教授
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研究期間 (年度) |
2007 – (非公開)
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概要 | 燃料電池に使用するための水素をバイオマスから生産することが、エネルギー資源枯渇防止、CO2削減、地球温暖化防止のために強く求められている。開発代表者は、含水率の高いバイオマスから水素を生産する方法として、発酵法で高速生産する新しい水素発生菌の発見により、世界一速い生産速度を達成する技術を持っている。本研究開発では、生産性を100倍に高め、発酵を促進しながら廃液量を1/2以下に減量し、廃水は液肥として利用可能な、バイオマスから水素を製造する装置を開発する。この装置により、食品残渣、生ごみ等の廃棄物処理コストを削減し、生産した水素を燃料電池に供給して電力・自動車燃料として使用する事で、大きな経済効果とCO2削減が期待される。
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