高密度プラズマ処理によるプラスチック界面密着技術の実用化研究
研究責任者 |
菅井 秀郎 中部大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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概要 | 情報産業においてタッチパネル用のITOフィルムやフレキシブルプリント基板(FPC)への需要が高まっており、それらの大面積化と密着性向上が課題となっている。一方、自動車産業では地球温暖化対策を加速させる観点から、燃料電池車用の水素ガスや新冷媒のCO2ガスを郵送するための低蒸散性の樹脂・ゴム配管の開発が急務となっている。本研究では、これらの技術課題にブレークスルーをもたらすと期待される高密度プラズマ処理を導入し、プラスチック界面の密着性・ガスバリア性および生産性を飛躍的に向上させる技術を開発し、これを応用してタッチパネル用ITOフィルム、FPC用ポリイミドフィルムおよび自動車用次世代配管の開発を行う。
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