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機能性材料を指向した有機ヨウ素化合物の資源循環型電解製造プロセスの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 育成研究

研究責任者 吉田 潤一  京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度) 2005 – 2008
概要芳香族ヨウ素化合物の工業的な合成法として、マイクロ電解法が原理的に廃棄物の少ないクリーンな合成法である点に着目し、工業的利用を目指して研究開発を行った。その結果、まず、支持電解質の探索を行い、工業的に利用可能なヨウ素活性種の生成技術を確立した。次いで、添加剤を検討し、一置換ベンゼン誘導体のヨウ素化のオルト/パラ選択性の向上を達成した。さらに、通常の合成反応で問題となるモノヨード体/ジヨード体選択性の制御を、マイクロミキサーを用いたフロー系の利用により解決した。そして本研究で開発した技術を組み合わせ、省資源、省エネルギーで廃棄物が少ない各種ヨウ素化合物の効率的製造法を確立した。.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-03-29  

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