細菌感染防止を実現する界面融和型経皮デバイスの開発
研究責任者 |
国立循環器病センター(研究所), その他部局等, 研究員
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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概要 | 生体と長期に密着し体外からの細菌感染を防止する経皮デバイスの開発を目的とし、具体的製品として、本技術を用いて製造した経皮デバイスを装着した中心静脈カテーテルを開発した。本技術の有効性発現のメカニズムは、機械的特性に優れた高分子基材(カテーテル素材)と、生体との優れた密着性を有するアパタイトナノセラミックスを利用していることに由来する。これにより、皮下組織との密着性が向上し、カテーテルの安定した体内留置の実現と、体外からの細菌の侵入を防ぐことが可能となった。
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