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脳血管疾患診断マーカーの同定と新規診断薬の研究開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 育成研究

研究責任者 人見 次郎  岩手医科大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度) 2005 – 2008
概要高齢化社会の医療保障には、生活習慣病の制御が不可欠である。特に脳血管疾患の早期発見と発症予防は、その後遺症の重大さや認知症との深い関わりの点から、個々人の実りある老後生活を実現するために、最も重要な課題の一つである。申請者は岩手県の公募型研究資金である夢県土いわて戦略的研究推進事業「脳血管疾患個別化療法確立に向けたバイオチップ開発」(H15-17年度)で、脳血管疾患患者と健常者を区別する血清中の物質を発見した(特許請願準備中)。これらの分子の同定と脳血管疾患の診断マーカーとしての利用法を解析検討し、モノクローナル抗体による簡便かつ安価な血液検査用診断薬を開発する。さらに脳血管疾患に関わる有用なマーカー分子を最新プロテオミクス技法により検索・同定し、脳卒中の総合的な予後予測と創薬への利用を可能にする新規診断薬(バイオチップ)の開発を試みる。現在、脳血管疾患を含めて、血管疾患・動脈硬化に特化された診断薬は存在せず、診断マーカーと呼べるものも発見されていない。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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