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酸化亜鉛系半導体発光デバイスの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 育成研究

研究責任者 柏葉 安兵衛  岩手大学, 学内共同利用施設等, その他
研究期間 (年度) 2005 – 2008
概要励起子の結合エネルギーが60 meVと大きいために発光効率が高いと考えられている酸化亜鉛発光ダイオード(ZnO-LED)の開発を目標に研究を行った。高品質なZnO 単結晶基板上へ、独自に開発したプラズマアシスト反応性蒸着(PARE)法を用いてp形ZnO薄膜を作製することでZnO-pnホモ接合LEDを試作した。このZnO-LEDから、電流注入により波長375 nm付近の強い紫外線発光を得ることに初めて成功した。この発光はZnOで高効率発光が得られると期待されていた励起子によるものであることを明らかにし、ZnO-LED実用化の見通しを得た。育成研究期間の3年間で、紫外線の発光強度を3桁以上増加できた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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