高効率ナノモーターとしてのプロトンポンプの分子機構解明
体系的番号 |
JPMJCR03E1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJCR03E1 |
研究代表者 |
二井 將光 大阪大学, 産業科学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2003 – 2007
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概要 | 本研究では、ナノモーターF-ATPase(ATP合成酵素)とVATPase(リソソーム等のプロトンポンプ)のエネルギー変換機構と回転・調節機構を 解明します。F-ATPaseについては、ATP加水分解によるサブユニットの回転機構、特に回転がプロトン輸送に至る機構を明らかにします。さらにF- ATPase全体と膜サブユニット部分が膜電位/pH勾配駆動型のモーターであることを実証します。V-ATPaseについては、回転機構とともにイソ フォームによる調節機構を明らかにします。これら、ナノモーターの解析とプロトンポンプの研究を通じて高効率ナノモーターへの展開を目指します。
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研究領域 | ソフトナノマシン等の高次機能構造体の構築と利用 |