熱揺らぎを利用した粘弾性測定による1分子内部運動の解析
体系的番号 |
JPMJPR06E4 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJPR06E4 |
研究代表者 |
川上 勝 リーズ大学, Institute of Molecular Biophysics, Postdoctoral Fellow
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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概要 | 本研究では、原子間力顕微鏡技術を基礎として、生体1分子を捕らえ、装置の熱揺らぎを利用して分子を揺らし、これに対する分子の応答を粘弾性という形で計測する技術を開発します。1分子の粘弾性の情報から、分子内部の微細な運動に関する情報を詳しく知ることができ、生体分子の機能解明に役立つと期待されます。さらには、内部運動の情報を利用して、捕らえられている分子の状態をリアルタイムに追跡しながら、分子に様々な構造を取らせる新しい1分子操作技術の開発を目指す。
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研究領域 | 生命現象と計測分析 |