体系的番号 |
JPMJER0603 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJER0603 |
研究代表者 |
橋本 和仁 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2006 – 2011
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概要 | 近年のナノテクノロジーの発展は、物質を原子・分子単位で扱うことを可能にし始め、それにより、様々な新規材料がもたらされています。ナノテクノロジーの大きな手法の1つに、ナノスケールで材料を設計することにより新規機能材料の作成を目指す方法があります。この手法により、多くのナノ構造を持った材料が研究されてきましたが、この手法ではナノ構造を作ってからその利用を考えるという方法論が採られることが多く、必ずしも、すべての材料が有効利用されているとはいえません。また、ナノテクノロジーは、エネルギー問題や環境問題の解決策としての期待も大きく、そのためにも、さらなる新規機能材料の研究が望まれています。 本研究領域では、光エネルギーを主としたエネルギー変換材料の分野において、材料の利用目的を想定して、その目的にあわせて物質のナノ構造を最適化するという視点から新規材料を設計・作成する手法を研究し、その基盤となるべき材料・システムの創製を目指すものです。さらには、バイオサイエンスの知見を利用した新規材料の創出も目指します。
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