研究代表者 |
長野 希美 産業技術総合研究所, 生命情報工学研究センター, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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概要 | 従来の酵素分類EC番号は、主に基質・産物の化学構造や補酵素などに基づいた分類であり、触媒機構において重要な蛋白質の配列情報、立体構造が考慮されていない。本課題では、EC番号に代わる、より精密な階層的な酵素反応分類を網羅的に行う。これは詳細な酵素触媒機構、立体構造、リガンドの反応部位に基づいた酵素反応クラスの新しい階層分類である。また、分類を促進するために、機械学習の最新技術を駆使して、自動酵素反応予測システムを開発する。予測システムを用い機能未知酵素の酵素反応クラスを予測し、その結果を分類に反映させる。最終的には「酵素反応予測システム」の一般公開を目指す。
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研究領域 | 創造的な生物・情報知識融合型の研究開発 |