体系的課題番号 |
JPMJSN05B4 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSN05B4 |
研究責任者 |
大久保 雅隆 (独)産業技術総合研究所, 計測フロンティア研究部門, 副研究部門長
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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概要 | 質量分析は、分子量を電荷数で割った比(質量/電荷比)によって粒子を分離分析する計測技術です。しかし、巨大なタンパク質分子に対して検出感度が極めて低い、同じ質量/電荷比をもつ異なるイオンは分離できないといった原理的限界がありました。このような従来の分子検出原理による限界の突破を可能とする超伝導粒子検出器を開発します。この先端計測要素技術は、アルツハイマー病に代表される特定疾患と関係が深いタンパク質凝集体形成メカニズムの解明や医薬品(抗体)のアレルギー原因解明等のバイオテクノロジー分野、大気圏中のイオン反応解明といった環境科学等への貢献が期待されます。
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