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超高精細大容量画像の安全・ダイナミック表示総合システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 研究開発資源活用型

研究責任者 井手 亜里  京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度) 2006 – 2008
概要「超高解像度大型平面入力スキャナの開発と画像材料推定システムへの応用」(平成16年度採択イノベーションプラザ京都、育成研究課題)」において、文化財の現状をデジタルデータとして正確かつ半永久的に保存することを可能にし、世界最高水準の独自イメージング技術を実現した。超高精細画像ゆえに大容量データとなった画像データの、安全かつ高速な表示を可能とするシステムが必要となった。ソフトウェアを中心に、育成研究で開発した技術の高機能化、改良による新たなシステムの構築を目指し、「超高精細大容量画像の安全・ダイナミック表示総合システムの開発」(平成18年度採択,地域研究開発資源活用促進プログラム)の研究開発に取り組んだ。本研究では、10GB級の大容量デジタル画像データを、一般に市販されているハードウェアを用いて、十分なレスポンスで、かつ安全に表示・閲覧するシステムの構築を目標とする。文化財のデジタル画像を単に記録保存するだけでなく、文化資源としての文化財の活用を目指し、超高精細画像の特質と科学分析技術を活かした文化財の科学データ映像コンテンツの制作に重点を置き、文化財に特化した安全・ダイナミック表示総合システムの開発に取り組む。また、デジタルアーカイブの権利面の問題に配慮し、デジタルデータの不正使用や流出を防ぎつつ、権利者のデジタル資産の利活用を促進する基盤技術を創出し、事業化可能なレベルまで発展させることを目標とする。研究開発の概要をFig1に示す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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