注射に代わる経鼻投与デバイスを用いた糖尿病と肥満に対するペプチド医薬品の開発
研究責任者 |
中里 雅光 宮崎大学, 医学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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概要 | 生理活性ぺプチドの一種である遺伝子組換型ヒトGLP-1経鼻製剤の実用化を目的として、新規に開発した経鼻投与デバイスを用いて治験Ph2a(糖尿病患者)を実施した。GLP-1の経鼻投与で血中GLP濃度が上昇し、グリコアルブミン値の低下等(効果)が見られたが、重篤な有害事象は起きず、効果と安全性が確認された。基礎的研究としては、膵β細胞の脂肪毒性モデルに対する効果等を明らかにし、その機序の解明をした。
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