難治性呼吸器感染症の予防と治療を指向した新規肺投与型リポソーム製剤の開発
研究代表者 |
森本 一洋 北海道薬科大学, 大学院薬学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 結核菌やクラミジアなどの細胞内寄生菌に起因する呼吸器感染症は、起因菌の生存増殖特性により重篤かつ難治性の場合が多く、その対策は世界的に急務である。本研究では、これらの予防と治療を指向し、寄生菌及びその感染細胞である肺胞マクロファージを標的とした抗菌薬や免疫賦活剤を含有する新規なリポソームを用いた肺投与型DDS製剤の開発を行う。予防及び治療効果を重視し、患者に応用できる実用的な製剤の開発に焦点を絞る。
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