神経回路再生を促進するローズマリー由来のカルノシン酸
研究代表者 |
佐藤 拓己 岩手大学, 工学部福祉システム工学科, 助教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 神経変性疾患は、脳の特異的な部位の神経回路機能の破綻が起点となって症状が現れる。これを予防・治療するためには神経回路を再生させる化合物が有効である。私は、ローズマリー由来のカルノシン酸が神経回路を再生させる作用を有することを見出している。ローズマリー抽出物を、脳機能を改善する機能性食品として実用化することを目的として、本研究は、カルノシン酸が神経回路再生作用を発現するための分子基盤を明らかにする。
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