トランスポゾン配列を利用したリンドウ品種識別技術の開発
研究代表者 |
西原 昌宏 岩手生物工学研究センター, 遺伝子工学第2研究部, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 岩手県特産の花きであるリンドウは公的機関及び民間により多数の品種が育成されている。近年は海外にも輸出されるなど一層の需要拡大が期待されている。その一方では品種の育成者権を保護するための科学的根拠に基づく品種識別技術の確立が急務とされている。しかし、従来手法だけでは他殖性が強く、交雑の進んでいるリンドウの系統識別が困難である。そこでリンドウゲノム中に散在するトランスポゾン(転移因子)を利用し、品種識別技術を開発する。
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