概要 | 近年,移動体通信の著しい発展と相俟って超伝導フィルタの実用化が急速に進んでおり,既に受信用基地局マイクロ波超伝導フィルタは商用化の段階に入っている.しかし,フィルタのばらつきを回復する適当なトリミングシステムが確立されておらず,歩留まりが悪くコスト高となっている.本試験では,ステッピングモータ方式による新しいトリミングシステムを開発することが目的である.具体的には,小型ステッピングモータの低温,真空中動作確認,ロッドトリマーの駆動システムの開発,超伝導フィルタのリモートトリミングシステムの開発を行なう.
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