抗ウイルス薬開発を目的とする新規双環性ヌクレオシド誘導体の合成
研究代表者 |
吉村 祐一 東北薬科大学, 薬学部, 助教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | AIDS治療に使用される抗HIV薬には、薬剤耐性の問題が常に存在する。そのため、今なお新規抗HIV薬の開発は緊急を要する課題といえる。本課題は、抗HIV薬の内、核酸系逆転写酵素阻害剤に注目し、同阻害剤の新規誘導体の開発を目的とする。ラミブジンは代表的な核酸系逆転写酵素阻害剤であるが、このラミブジンをもとに新規双環性イソヌクレオシドを設計し、その合成とHIVを含む抗ウィルス活性の評価を行う。
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