熱ショックを利用した農作物の病害抵抗性誘導技術の開発と応用
研究代表者 |
佐藤 達雄 茨城大学, 農学部付属フィールドサイエンス教育研究センター, 助教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 作物がごく短時間40°C以上の高温に遭遇することにより耐病性やストレス耐性を増強させることに着目し、これを農薬代替技術として利用することを目指す。最初に生育中の農作物に対して温湯散布や一時的な施設の密閉による熱ショック(一時的な高温)を与え、病害抵抗性や老化防止に関わる遺伝子を強制的に発現させる技術を開発する。次に現行の栽培体系への組み入れを前提とした処理方法を検討し、実用的な処理技術としての展開を図る。
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