ホウ素ナノ構造体を用いた原子力施設用臨界検出チップの開発
研究代表者 |
桐原 和大 産業技術総合研究所, 界面ナノアーキテクトニクス研究センター, 研究員
|
研究期間 (年度) |
2007
|
概要 | 原子力施設での臨界事故の際、臨界発生の場所や規模を正確かつ迅速に把握することが出来る微小な半導体チップを、ホウ素ナノベルトを用いて開発する。中性子の吸収断面積の大きな同位体ホウ素10Bからなるナノベルトを実装したSi基板を作る。これに照射した熱中性子の積算照射量を、電気抵抗変化で簡便に、かつガンマ線の影響を無くして検出するデバイスである。本研究開発により、原子力エネルギー開発の安全面での支援が期待できる。
|