研究代表者 |
三田地 成幸 東京工科大学, バイオニクス学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 研究代表者らはβカロチンがガス分子と相互作用すると、電気伝導度が著しく増加することを応用し、人間の嗅覚器を模倣した(バイオミメティックな)、粘膜状のニオイセンサを新規に開発している。この課題では、作製した新規バイオミメティックニオイセンサ(BMOS)の検出濃度限界を各種の匂い成分(食用油の過熱によるミストも含む)に対し明らかにする。さらに、寿命試験も行い、家庭において火災に至る前のいわゆる焦げ臭い匂い段階でアラームを出す早期異常発見システムの実現を目指す。
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