酢酸菌由来のセルロースナノファイバーを用いる機能性フィルムの創製
研究代表者 |
菱川 裕香子 森林総合研究所, バイオマス化学研究領域, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 酢酸菌が菌体外に産生したセルロースナノファイバーは、産生直後に、3次元網目構造を形成する。このような構造体に対して、水中カウンターコリジョン法を適用することにより、3次元の網目が解きほぐされ、セルロースナノファイバー分散水を得ることができる。本課題では、このセルロースナノファイバー分散水を用いてフィルムを調製し、得られたフィルムの諸物性を評価し、その知見をもとに応用展開を検討することを目的とする。
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