血中浮遊上皮細胞での核内受容体CARの発現を指標とした薬物代謝能の測定法の開発と臨床応用
研究代表者 |
柿崎 暁 群馬大学, 医学部付属病院, 助手
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 薬物代謝には、個体間に差があり、同じ量の薬剤を投与しても個体により副作用が異なる。薬物代謝の指標として、薬物負荷試験や肝臓組織での酵素活性の測定などが行われているが、負荷試験、組織採取は、患者へ侵襲があり頻繁には行えない。本研究では、患者末梢血中に浮遊する上皮細胞を、抗体結合マグネチックビーズを用い採取しRNAを抽出、real time PCR法にて、核内受容体CAR及び薬物代謝酵素群の発現を定量することにより、簡便に薬物代謝能を調べる検査法の開発を目的としている。
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