研究代表者 |
河合 晃 長岡技術科学大学, 工学部, 助教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 本研究では、耐環境性の混合液体の分離・供給および液中微粒子の捕獲機能を有したマイクロチップの実用化を目指している。このデバイスを用いると携行タイプの口腔鼻腔内のバクテリア検査や血液検査などが可能となり、鳥インフルエンザや花粉症検査などの重要検査の迅速化に貢献する。また、このデバイスでは、分析だけでなく、伸縮性を活かして、傷口の乾燥防止・保護と薬剤の塗布にも有効である。既に基本となるマイクロチップの試作は終了し、本研究では、マイクロチップの動作信頼性と安定性の検証を行う。
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