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放出速度と生体適合性を最適化可能な複合型薬物徐放材料の開発と応用
研究課題
産学が連携した研究開発成果の展開
研究成果展開事業
地域事業
地域イノベーション創出総合支援事業
シーズ発掘試験
研究代表者
田中 孝明
新潟大学, 工学部, 助教授
研究期間 (年度)
2007
概要
本研究課題は,ゲルと生分解性多孔質材料を組み合わせた新規な薬物徐放材料の開発を目的とする。手術時に埋め込み,抗菌剤を局所的に徐放して手術部位の感染を防止することにより,組織再生を確実に行うための材料である。本薬物徐放材料はゲル濃度により薬物の放出速度を,多孔質材料の内部構造により力学的生体適合性を制御する点を特徴とする。抗生物質ゲンタマイシンやストレプトマイシンなどの放出速度及び材料の力学的特性の最適化を検討する。