研究代表者 |
荻野 千秋 神戸大学, 工学研究科応用化学専攻, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2007
|
概要 | 放線菌はストレプトマイシンに代表される様々な抗生物質など2次代謝物(生物の成育に関係のない有用物質)を大量に生産する工業的利用価値の高い宿主であることが以前から知られている。しかしながら、遺伝子工学的アプローチを行い、有用物質(タンパク質)の生産性を高めた報告例は申請者以外に殆ど存在しない。本申請研究では、既に構築した放線菌における汎用性遺伝子組み換え生産システムをベースに、これまで、大腸菌などでは発現が困難とされているP450 酵素群の大量分泌生産を目指す。このP450酵素は化学合成における側鎖修飾酵素として重要なものである。
|