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新規リポソーム融合技術に基づく細胞模倣マイクロラボラトリーの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

濱田 勉  北陸先端科学技術大学院大学, マテリアルサイエンス研究科, 助教

研究期間 (年度) 2007
概要本研究課題では、細胞サイズの人工脂質2 分子膜小胞(リポソーム)を反応場とする新規のマイクロラボラトリーを開発する。実際の生体膜と同じ構造・組成を備えたリポソームは、種々の生化学反応実験に最適な細胞模擬空間を作り出す事が出来る。我々はこれまでに、個々のリポソームの効率的な作製および内部空間での生化学反応の直接観察に成功している。さらにこの細胞サイズリポソームをマイクロサイズの実験場として利用する為には、複数のリポソームを操作し反応を制御することが必要であるが、この点に関してはほとんど研究が進んでいない。そこで、集光レーザーにより形成された局所的なエネルギー場を利用したリポソーム融合法を確立し、化学反応を自在にコントロール可能な細胞模倣マイクロラボラトリーの開発を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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