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ユビキタス環境を想定した虹彩による個人認証装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

中村 清実  富山県立大学, 工学部知能デザイン工学科, 教授

研究期間 (年度) 2007
概要近年、ホームランドセキュリティへの意識向上や偽造キャッシュカード犯罪への対応として、身体的特徴を用いた個人識別が注目されている。代表的な生体認証として、指紋、静脈、顔および虹彩などがある。この中でも虹彩を利用した生体認証は、現状ではコストや簡便性に問題があるが、高い認識率が得られる点で究極の本人認証である。これまでに開発されている虹彩による個人認証システムは「ユビキタス(モバイル)環境での使用は不可能」、「虹彩の写真などを用いた偽造に未対応」という課題が残されている。そこで本研究では、ユビキタス環境で認識率を低下させる原因となる虹彩画像の回転変化量を高速で補正することにより高い認識率を維持し、さらに、虹彩の輝度変化を計測することで生体と偽造を識別できる信頼性の高い小型虹彩認証装置の開発を行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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