フレキシブル導液シートを利用した環境調和型高能率研削加工技術
研究代表者 |
岩井 学 富山県立大学, 工学部知能デザイン工学科, 助教
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | ? 新規性・優位性:本方法は、研削加工時に使用される冷却・潤滑用加工液を有効に作用させ、加工能率、加工面品位を低下させずに加工液使用量を極少量に抑え、それに伴って消費エネルギーも大幅に低減させる、環境調和型研削加工を実現できる。? 実用化の可能性:加工液を有効に作用させる手段としてフローティングノズル法(図1)を当研究室グループで実用化に成功してきたが、更なる性能向上を目的としたフレキシブル導液シート法(図2)を適用する。本方法は、装置が簡便、安価で、各種の研削方式に柔軟に対応できるとともに、極めて少量の加工液を100%活用することができ、研削加工性能を大幅に向上できる。? 実施内容と目標:フレキシブル導液シート法による加工液供給の最適化を行うとともに、各種の研削加工に適用し、加工液の使用量、工具(砥石)の寿命、加工性能を調査する。
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