無拘束心電・呼吸同時検出による健康・安全シルバーバスシステムの開発
研究代表者 |
本井 幸介 金沢大学, ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー, 講師(研究機関研究員)
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 4 人に1 人が高齢者という超高齢化社会を見据え、現在医療サポートが可能な高齢者向けのマンションや一戸住宅の建設が増えつつあり、在宅下での健康や安全を支援するセンシング技術が必要不可欠となってきた。また高齢者における心疾患等の循環器系疾患は今後ますます増加すると考えられ、特に体に負荷がかかる入浴中に狭心症等から水没に至るケースを防止することは非常に重要である。そこで本研究では、体にセンサ等を装着せず、入浴中の心電図及び呼吸波形を計測することにより高齢者の健康を自動チェックすると共に、水没の危険性をモニタ・アラームするシステムの構築を目的とする。本試験においては病院施設にシステムを構築し、心疾患等の患者を対象とした計測を行い、健康・水没危険度の解析・表示アルゴリズムを開発し、プロトタイプシステムを完成させることを目的とする。
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