腫瘍血管新生を標的にした癌普遍的内用照射治療薬剤の開発
研究代表者 |
吉本 光喜 金沢大学, 大学院医学系研究科, 助教
|
研究期間 (年度) |
2007
|
概要 | 血管新生は腫瘍増殖や転移に必須の役割を果たすことが知られている。本課題では新生血管を構成する血管内皮細胞に発現している血管内皮増殖因子受容体に特異的に結合するペプチドを合成し、臨床で使用されている治療用核種131I で標識した癌内用照射治療薬剤の開発を目的としている。固相合成法により目的とするペプチドを合成した後、実験用核種125I で標識し、腫瘍組織への集積性や滞留性、さらに正常組織への分布や血液クリアランスなどの体内動態の評価を行う。さらに、131I 標識化合物を用いた治療実験を行い、内用照射治療薬剤としての評価を行う。
|