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バーチャルスクリーニング陽性物質を候補とする新規糖尿病合併症薬シーズ化合物開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

山本 博  金沢大学, 大学院医学系研究科, 教授

研究期間 (年度) 2007
概要腎症,網膜症などの血管合併症を克服できるなら,糖尿病はもはや怖い病気ではなくなる。糖尿病患者の生命予後とquality of life(QOL)を損ねる元凶は血管合併症にほかならないからである。山本らは,糖化蛋白レセプター(receptor for advanced glycation endproducts, RAGE)が糖尿病血管合併症克服のための分子標的であることを世界に先駆けて明らかにした。平成18年度シーズ発掘試験で,ヒトRAGE蛋白の三次元構造に基づくバーチャルスクリーニングを行い,リガンド結合を阻止しうる数種の候補化合物を同定した。平成19年度試験ではこれらの化合物の薬効をインビボ評価し, 糖尿病血管合併症薬シーズ化合物の開発を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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