新規マンニッヒ反応を基盤とするホルムアルデヒド−フリー合成プロセスの開発
研究代表者 |
船曳 一正 岐阜大学, 工学部機能材料工学科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | ホルムアルデヒドはPRTR対象物質の中でも最優先的に削減すべきリスク削減対象物質であるため、これを用いない医薬品合成プロセスの開発は重要な課題である。本応募課題では、安価で容易に入手できるフロラール(CF3CHO)ヘミアセタールやクロラールとエナミンを用い、パーキンソン病の抗コリン薬のひとつである塩酸トリヘキシフェニジル(アーテンR、セドリーナR)の中間体を一挙に合成できるホルムアルデヒド-フリーな新規合成プロセスを開拓する。
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