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被介護者の安心と介助者の負担軽減を両立するパワーアシスト移動リフトの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

三好 孝典  豊橋技術科学大学, 生産システム工学系, 准教授

研究期間 (年度) 2007
概要本研究は,パワーアシスト技術を用いて,被介護者にとっても安心で,介助者にとっても負担の軽減が図れる移動用リフトを研究開発し,医療・介護分野への実用化を前提としている。従来は,ベッドから車椅子などへの被介護者の移乗の際 1.介助者が被介護者を抱きかかえて移乗,あるいは,2.被介護者を一旦移動用リフトに移してリフトから移乗,などの手法を用いていた。しかし,1.は介助者にとって重筋労働であり疲労が著しい,2.は被介護者にとってリフトが揺れるため精神的に不安,あるいは,リフトに乗せるまでの準備に時間がかかり面倒,などの欠点を有し,自立の妨げになっているのが現状と言える。本研究はこの問題点を解決すべく,介助者が被介護者を直接抱きかかえ,その際の力をパワーアシスト吊り具が補助し,わずかな力で被介護者を自由自在に移動できるようなワイヤ式介護用リフトを開発する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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