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準剛体回転流を用いた微粒子分級方式の高効率化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

土田 陽一  名古屋工業大学, 大学院工学研究科, 准教授

研究期間 (年度) 2007
概要本研究の目標は,粒度分布をもつ,流体(液体)に不溶な物質の微粒子群を,準剛体回転流(乱流が発生しない高速回転流)中で粒子に作用する遠心力と流体抗力の差を利用して,極めて高い精度で粒度分級する湿式遠心分級方式を開発することである.この高精度は準剛体回転流の生成条件(高速回転・微少流量)に由来する少処理量向きという犠牲の上に得られるもので,まずは高付加価値粉体が対象となるが,一般的な粉体の大量処理へと対象範囲を広げて実用化をめざすことが本試験の目標である.ここで,精度を極力低下させることなく高効率化することが肝要で,本試験では,分級の限界粒子軌道・限界流線と分級精度・処理量の関係を解明して,要求される精度・処理量に対する最適な分級方法を明らかにすることを目的とする.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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